保障の見直しは、保険の正しい加入方法を理解して、合理化できるような方法で考えてみましょう。
大きな流れとしまして、まずは、保険の加入目的を明確にします。そして、保険商品の仕組みを知り、現状の契約内容等を確認します。ご家庭の必要保障額と現在の契約内容を見比べて整合性を見てみましょう。最後に、見直す必要性の有無や、見直し後のメリットやデメリット等を考え、最終的な判断をしましょう。
次の「見直し手順」の大きな流れに沿って確認してみましょう。
見直し手順1: 保険の加入目的は? |
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まず初めに、「保険の加入目的」は?から考えてみましょう。
まずは、何のために保険に入っているのかを明確にしましょう。万一のときに、遺された家族が生活できなくなることもあります。まず、保険の加入目的を夫婦で確認することが必要です。
例えば、 |
見直し手順2: 生命保険の仕組みを知ろう |
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生命保険の保障内容を見直す時は、まず保険の仕組みを知ることが必要です。
生命保険は全部で何百種類とあります。それらを全て勉強することはすごく大変なことです。
生命保険の基本は3つですので、まずはこの3つの保険の仕組みについて学びましょう。 |
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定期保険
所定の保険期間内に被保険者が死亡した場合のみ保険金が支払われる保険を定期保険といいます。保険期間中に死亡すると、死亡保険金が一括で受けとれるものです。但し、契約期間終了時には契約が消滅するだけで保険金の支払いはなく、いわゆる「掛け捨て保険」です。割安な保険料で大きな保障を確保することができます。例えば、保険期間10年となっていれば、10年後に自動更新することができ、更新すると年齢が高くなるので保険料がアップすることになります。
終身保険
読んで字のごとく、身が終わるまでの死亡保障が一生涯続き、万一時に死亡保険金が受け取れる保険です。
定期保険と同様に死亡保険ですが一生涯の保障と、貯蓄機能を備えておりその分 保険料が高くなります。保険料の支払い方法により、60歳など予め決められた期間までに払い込みを終える「有期払込終身保険」、保険料を一生払込む「終身払込終身保険」、および契約時に保険料を一括して全額払い込む「一時払終身保険」があります。
養老保険
一定の保険期間内に死亡したときには死亡保険金が、満期まで生存したときには死亡保険金と同額の満期保険金が受け取れる死亡保障と貯蓄の両機能を併せ持つ保険です。即ち、同じ保険金額の定期保険より保険料は高くなります。
※商品の詳細につきましては、
各商品の「パンフレット」、「契約概要」、「注意喚起情報」、「約款・ご契約のしおり」をご確認下さい。 |
ご主人 |
保険の種類 |
保険期間 |
保険料
払込期間 |
保険金額 |
特約 |
保険会社 |
その他 |
終身保険 |
終身 |
60歳 |
100万円 |
定期保険2,900万円
入院5,000円
通院3,000円 |
○○生命保険 |
払込総額 ○○○万円
特約は10年で更新 |
養老保険 |
10年 |
10年 |
100万円 |
なし |
△△生命保険 |
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注意点
a.死亡保障額は、災害死亡などではなく、病気死亡時の保険金額の記入
b.災害時死亡の金額は『その他特約』欄に記入
c.年金形式で貰える保険の保険金額は、保険期間満了までの合計金額を記入
d.医療保障額は、病気入院時の1日当たりの給付金額を記入
e.がん、生活習慣病の給付金額は分けて記入 |
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この一覧表を作成することで、自分がどんな保険に加入しているのか分かります。
特約が何個も付いている保険に加入している方は、その他特約欄がいっぱいになります。
本当にその特約が必要なのか再確認する必要があると思います。 |
見直し手順4: 必要保障額を計算してみよう |
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必要保障額の計算式です。
「夫死亡後の遺族の生活資金」−「これから収入が見込める資金」= 必要保障額
しかし、なかなかこの遺族の生活資金や収入が見込める資金を算出するのは難しいと思います。
累積金額が数千万円とか大きな数字になればなるほど、誤差も出やすくなります。
ここでは、月単位での必要保障額の算出方法をお伝えします。 |
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まず、家計の収支を書き出します。 |
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家計簿から収入を記載します。これは左側に。 |
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続いて現在の貯蓄額を右側に。 |
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そして、生活費を右側に記載していきます。 |
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衣食住に光熱費、通信費、税、教育費、レジャー費、その他と右側に記載。 |
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そして、ご夫婦の支出項目を書き出します。(おこづかい、ガソリン、携帯、保険関係など) |
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ここで、万一が発生した場合の算出ですが、収入に関しては遺族年金がメインになります。
遺族年金のシミュレーションに関しましては、当社までお問い合わせください。 |
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月額ベースで生活費としていくら足りなくなるのか見ることが出来ます。 |
見直し手順5: 保障見直しの主な方法 |
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必要保障額が算出できれば、現在加入中の保険と見比べて過不足をチェックしましょう。
a.保障額が不足してるご家庭
不足している期間を考え、長い期間にわたり保障の上乗せが必要なのか?
それとも、必要な期間のみ不足部分を上乗せする保障を準備するのかを検討します。
現在の保障額でも将来に関しては問題ない場合は、現在から一定期間の不足部分に
保障額を増額するだけで十分です。
b.保障額が多い人
複数の保険に加入していて、その合計額が必要保障額より多いときは、まずメインとなる保険を決めましょう。
終身保険などの一生涯の保障をメインにする方がよろしいかと思います。メインの保険だけで保障額が十分な場合は、その他の特約を削減しましょう。保険はなるべくシンプルに考えた方が合理化できます。
c.保険料の負担を軽くしたい人 保険料を払うのをやめても保障が継続する方法があります。
払済保険とは、将来の保険料の払い込みを中止して、その時点の解約返戻金をもとに、元の契約の保険期間を変えずに保険金額を減額した同一種類の保険に変更する方法です。因みに、延長保険または払済保険に変更すると、入院保障などの特約は全て消滅しますので、注意が必要です。もし、入院保障などの特約が必要な場合は、別途、単体で保険に加入する方法もあります。あまり特約を付けないでシンプルな保険にするのが宜しいかと思います。 |
見直し手順6: 保障の見直し実行 |
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見直す必要性の有無や、見直し後のメリットやデメリット等を考え、最終的な判断をします。
ご家族でお話し合いの結果、保障の見直しを実行するには以下の手順で行いましょう。 |
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いくつかの保険商品を検討しよう |
保険会社を2〜3社絞ったら、あなたが希望する保険商品を選別します。
保険商品を選ぶポイントは |
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保険会社に支払う保険料の払込金額の総額はいくらになるのか? |
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保険期間はいつまで、いくら続くのか |
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保険の解約したときに戻ってくる解約返戻金はいくらか です。 |
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これらのポイントに注意して保険商品を選んで下さい。 |
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新しい保険に加入する |
必要な手続きを行って新しい保険に加入して下さい。申込みが済んでも、すぐに保険の保障が開始されるわけではありません。保険契約の成立は、保険会社が申し込みを受け取り承諾したときですが、保障が開始されるのは以下の3つの条件が全て終了したときです。 |
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但し、ガンの保障は一般的に責任開始期から90日目までは保障されませんので注意が必要です。 |
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保険の減額や解約は注意が必要です |
不要になった保険の減額や解約 古い保険を減額したり、解約したりする場合は、新しい保険の保障が開始されたことを確認してから行って下さい。先に古い保険の減額や解約をすると、何も保障が無くなってしまう無保険期間ができてしまいます。その期間に万一のことがあれば、保険金や給付金は貰えません。くれぐれも気をつけて下さい。 |
最後まで読んでいただきありがとうございます。
もし、もっと詳しく聞きたいときは『ユニバーサル・リスク・コンサルティング』までご連絡下さい。
生命保険保障内容見直し相談では、お客様のお考えをお聞きしながら、ライフプランニングをご一緒にさせていただきます。
ご家族の夢や、不安なリスクをライフプラン表に落とし込み、明るい家庭を安心して守っていける生命保険保障内容見直し方法をご提案します。
大切なことは、まずは行動を起こすところからです! |
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